ランニングを始めたけど、
- ダイエットが目的
- もっと速く走りたい
- 長い距離を完走したい
こんな風に考えている方も多いのでは? 実は、ランニングの目的によって「エネルギーの使われ方」が変わるんです!
今回は、エネルギーの種類と使い方を知って、 「ダイエット」「スピードアップ」「完走力アップ」につなげる方法を紹介します!
① ランニング中のエネルギーの仕組みを知ろう!
ランニングのエネルギー源は大きく分けて3つ。
- 瞬発力に使われるエネルギー(クレアチンリン酸)
- 100mダッシュなど短時間の全力運動で使われる
- 数秒で消費されるため、長距離ランには関係なし
- 素早く使えるエネルギー(グリコーゲン=糖)
- 短い距離のスピードアップに必要
- 筋肉や肝臓に貯蔵され、運動時に優先的に使われる
- 持久力を支えるエネルギー(脂肪)
- 長時間のランニングで使われる
- 速いペースでは使いにくいが、ゆっくり走ると効率よく燃える
つまり、あなたのランニングの目的によって、 「どのエネルギーを優先的に使うか」が変わるんです!
② 目的別!エネルギーの使い方と対策
🔥 ダイエット目的の人 → 脂肪燃焼がカギ!
✅ ポイント
・ゆっくり長く走る(脂肪が使われやすい)
・空腹時ラン(糖が少ないと脂肪が使われる)
・途中で糖を摂りすぎない(脂肪燃焼を優先)
💡 おすすめメニュー
・朝食前に30〜60分のゆっくりラン
・話せるくらいのペースでLSD(ロングスローディスタンス)
体脂肪率は減らしたい人はこちらもどうぞ✨
↓
🚀スピードを上げたい人 → グリコーゲンを活用!
✅ ポイント
・グリコーゲンをしっかり蓄える(炭水化物を適量摂取)
・高強度インターバルトレーニングでスピードUP
・筋力トレーニングでランニング効率を向上
💡 おすすめメニュー
・400m×5本などのインターバル走
・速いペースのテンポラン
・スクワットなどの下半身トレーニング
🏃♀️ 長い距離を完走したい人 → グリコーゲン+脂肪の使い方をマスター!
✅ ポイント
・カーボローディングでグリコーゲンを最大限蓄える
・途中でエネルギー補給(レース中の糖分補給)
・脂肪も使えるペースで走る(オーバーペースNG)
💡 おすすめメニュー
・週1回のロングラン(15km以上)
・走る前の炭水化物摂取
・途中でジェルやバナナなどのエネルギー補給
③ グリコーゲンの量を知ろう!
私たちの体には、 約2,500kcal分のグリコーゲン が貯蔵可能。
以下が、約2,500Kcalの内訳です(^▽^)/
部位 | 貯蔵量(g) | エネルギー換算(kcal) |
---|---|---|
筋肉 | 約300~500g | 約1200~2000kcal |
肝臓 | 約100~150g | 約400~600kcal |
血中のグルコース | 約5g | 約20kcal |
合計 | 約400~650g | 約1600~2500kcal |
でも、長時間のランニングで消耗すると、 エネルギー切れ(ハンガーノック) になることも!
👉 事前に炭水化物を適量摂取することが大切!
【目安】
通常時:体重1kgあたり5~7gの炭水化物
レース前(カーボローディング時):8~12g
体重70kgの人なら、レース前は1日560g〜840gの炭水化物が必要!
🍚 カーボローディングの例 🍚
朝:おにぎり+バナナ
昼:パスタ+サラダ
夜:ご飯+鶏肉+野菜
レース3日前から徐々に炭水化物を増やして、 グリコーゲンをしっかり貯めておくのがポイント!
④ まとめ✅ ランニングの目的に合わせてエネルギーの使い方を変えよう!
ダイエット➡ ゆっくり長く走って脂肪燃焼
スピードUP➡ グリコーゲンを使い切らない工夫+筋力UP
完走したい➡ グリコーゲンを最大限貯めてエネルギー補給を意識
✅ グリコーゲンを上手に管理して、エネルギー切れを防ごう!
自分の目標に合わせたエネルギー戦略を取り入れて、 もっと楽しく、もっと効果的にランニングを続けましょう!🏃♀️✨